USBポートの故障2016年10月10日

 知人からパソコンの調子が悪いと連絡があり、預かって様子を見ることになりました。吸気側の冷却ファンが空気を吸っていないよう見えました。BIOSでファンの回転数を確認すると400rpmくらいになっていました。このファンは800rpmというモデルなので、交換することにしました。このパソコンは一度組み替えているのですが、最初に組み立ててから6年半経過しているので、排気側の冷却ファンも予防措置として交換することにしました。冷却ファンが壊れた時の症状は、ベアリングのガタや油切れでガラガラと大きな音が鳴ったり、焼き付いて固着してしまうことが多いのです。

 パソコンを起動すると、時々デバイスの接続と切断を知らせる音が鳴っていました。デバイスマネージャで確認したら、USBに「不明なUSBデバイス(デバイス記述子要求の失敗)」というものが表示されていました。USBには、マウスとキーボード以外は接続しておらず、どちらも正常に動いていましたが、フロントのUSB端子にUSBメモリを刺したら認識されませんでした。以前、USBデバイスの認識がおかしくなってUSBポートが使えなくなった時に一旦削除してからデバイスドライバーを再インストールしたら直ったことがありましたが、今回は直りませんでした。

不明なUSBデバイス(デバイス記述子要求の失敗)

 MicrosoftのWindows & Device開発総括部に、デバイスマネージャーに「不明なUSBデバイス(デバイス記述子要求の失敗)」について記述されていて、デバイスマネージャーにはCode43と表示されていてUSBデバイスは接続していないので、USBコネクタ/ケーブルの以上の可能性が考えられました。マザーボード上のフロント用のUSBケーブルを接続するためのポートが1組空いていたので、試しにつなぎ変えてみたらUSBメモリが認識されるようになりました。それでもデバイスマネージャーに「不明なUSBデバイス(デバイス記述子要求の失敗)」が表示されていました。BIOSからUSBメモリが認識されなくなったUSBポートを無効にしたら「不明なUSBデバイス(デバイス記述子要求の失敗)」は表示されなくなりました。


 マザーボードの故障だと思われますが、USBポートがおかしくなっていること以外は特に問題がなく、このUSBポートが使えなくても使用上の問題はないので、マザーボード交換はしないでしばらく様子を見ることにしました。

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