Windows 8.1のWindows Updateの不具合 ― 2016年10月24日
知人のパソコンが壊れマザーボードとCPUを交換しました。Windows 8.1をWindows 10に無償アップグレードしていたのですが、修理したためWindows 10が認証されていない状態になってしまいました。この状態でWindows 8.1に戻せなかったので、Windows 8.1をクリーンインストールしました。Windows 8.1をインストールしてWindows Updateをして更新しようとしたら、「更新プログラムを確認しています」と表示されたまま長らく進まない症状が出ました。
ネット上を調べると、Windows Update コンポーネットのリセットや特定の更新プログラムをインストールしたら改善したという情報があったので試してみましたが、「このコンピューター上の更新プログラムを検索しています」と表示されたまま長時間進まない症状が出ました。
ニッチなPCゲーマーの環境構築さんの記事に「2016年10月度からWin7/8.1もセキュリティパッチが1本化される」ということが書かれていてました。今月から仕様変更となったことで、1個1個更新プログラムを入れるのが面倒だったので、試しに10月のロールアップ(KB3192404)をインストールしたら直るか試してみることにしました。この状態ではインストールできないので、サービスのタスクマネージャーからwuauservを停止してからKB3192404をインストールしました。Windowsを再起動してからWindows Updateを実行したらすぐに更新プログラムが表示されました。
Windows Updateの不具合解消でいろいろとダウンロードしたら、Windows Updateでダウンロードされた総容量が2GB位になり、Windows Updateを直すのに半日以上かかってしまいました。格安のMVNOで3GB位のプランを使っている人には結構ダメージが大きそうです。結構面倒だったので、更新できない状態のまま使う人もいそうな気がします。
最近は、Windows 8.1に限らずWindows Updateの不具合が多い気がします。頻繁にこのようなことが起きると、セキュリティ上好ましくない問題が起きそうな気がします。多数のパソコンが攻撃の踏み台にされないことを願いたいのですが、OSの開発元がこの問題を軽視し続ける限り可能性は小さくならないと思います。
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