ホソバタブから生える光るキノコ2017年05月15日

 5年位前に幹や枝の一部が光っていたホソバタブがありました。ここ数年間はタイミングが悪く幹や枝の一部が光っているのを見ることができていませんでした。


 昨夜は久しぶりにホソバタブの幹が光っていました。


 光っている部分を見ると、2~3mmの小さなキノコが生えていました。


 幹に点光源のような強い光が写るので、キノコが発光しているのかと思いましたが、接写したものを確認してみると、子実体の根元が光っているように見えました。


 ほかの発光キノコと比べると撮影に時間がかかりました。撮影が終わってもう少し奥を見に行こうとしたところで雨が降ってきたので車に戻りました。そのまま帰るのもしゃくだったので車でほかの場所へ移動しました。じめじめとしていてアカミズキの多い場所へ行ったらホシノヒカリタケが生えていました。


 この場所でホシノヒカリタケを初めて確認した時と比べると少なめですが、きれいに光っていました。


 ホシノヒカリタケの木の低い部分に多かったのですが、木が法面の高さ1.5m位のところから生えていたため、少し撮影しにくかったです。


 コンディションが微妙だったのか発光がちょっと暗めな感じでした。


 キノコの発光を撮るときは30秒以上シャッターを開けていることが多く、1枚撮影が終わるまでキノコの発光や暗い森の景色を眺めながら待っています。少雨傾向が続いて梅雨入りしたばかりなためか光っているものは少なめでしたが、何日間か雨が降ってくれたら林床が星空のような光景になると思います。