八丈島32013年07月12日

 八丈島発光生物研究集会のエクスカーションで、ヘゴの森に行きました。

ヘゴの森

 ヘゴの近くに杉がありました。沖縄も杉が植林された時期がありましたが、40年以上経過しても胸高直径10cm以下の木ばかりなので、沖縄とはちょっと違う光景です。

杉

 近くにいい感じの苔むした木がありました。この辺は、常に湿度が高いのでしょうか? キノコにはよさそうな環境です。

苔むした木

 草に覆われて分かりにくいのですが、炭焼き釜の跡がありました。山原にある炭焼き釜の跡もほとんどが上が無く、草木に覆われていることが多いです。

炭焼き釜跡

 遊歩道沿いにキノコが生えていました。大半は1cm以下の小さなキノコでした。

エクスカーション中にキノコ撮影

 出口に近づいてきたときにキカラスウリの花がありました。

キカラスウリの花

 八丈島の森は、沖縄で見慣れた亜熱帯の森と本土の温帯の森が融合したような感じでした。見慣れたような景色と見慣れない景色が隣接しながら広がっていました。

 今回エクスカーションが開催されたヘゴの森は、私有地で関係者以外立入禁止となってます。ヘゴの森を観察は、公認ガイドの同行が必須となります。

 後、ヘゴの森で鳥の鳴き声を録音しました。ちょっと調べてみたら、コマドリと似ているような気がするのですが、微妙に違うような気がしました。もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。よろしくお願いします。沖縄県外の動物に他の鳥の鳴き声も載せています。