EASEUS Disk Copy 2.31がハードディスクを認識しない?2013年08月13日

 新しいハードディスクに移行するためにEASEUS Disk Copyを使ってハードディスクのコピーをしようとしたら、ハードディスクが認識されませんでした。以前、Intel H61が載っているマザーボードでその症状があり、今回はIntel B75が載っているマザーボードでした。このマザーボードのSATAのデフォルトの設定がAHCIだったことを思い出し、試しにSATAをAHCIモードに変更したら、ハードディスクが認識されました。このパソコンは、Windows XPからWindows 7にアップグレードしていて、Windows XPでAHCIドライバーのインストールが面倒だったので、SATAをIDEモードにしていました。

 ここ最近は、ハードディスクの故障でハードディスク交換を頼まれることがありました。最近は、4KBセクター(AFT)のハードディスクが増えていますが、このタイプのハードディスクは、Windows XPでフォーマットすると論理セクターと物理セクターの位置がずれて、使っているうちにパフォーマンスが低下してしまいます。SeagateのSmart Alignという機能は、パフォーマンスがあまり低下しないということでしたが、実際は体感できるほど起動が遅くなりました。ネットで調べてみたら、Smart Alignが有効なのは、限定的な条件の場合のみで、Windows XPをインストールする時は専用のツールかWindows Vista以降のOSでフォーマットしないといけないようです。WesternDigitalと日立は、後から修正するためのツールを提供していますが、Seagateは提供していません。以前、お店の人は、Windows XPで使用するならSeagateしか対応していないようなことを言ってましたが、実際はWesternDigitalや日立の方がよかったように思えます。

 EASEUS Disk Copyで512Bセクターのハードディスクから4KBセクターのハードディスクにディスクコピーをすると、物理セクターと論理セクターの位置がずれた状態でコピーされてしまいます。ハードディスク交換のため、WesternDigitalのハードディスクにコピーしてから、WesternDigitalのWD Alignで修正したら問題なく使えるようになりました。WesternDigitalから提供されているTrue Image WD Editionでハードディスクコピーを行うと、セクターの位置のずれが修正されるという情報がありましたが、IntelのB75が載ったマザーボードでは、ハードディスクを認識してくれませんでした。