リュウキュウアカガエル ― 2011年12月08日
先日、湿地にリュウキュウアカガエルが集まっていました。繁殖のために集まっていたので、リュウキュウアカガエルとオキナワアオガエルの鳴き声でとてもにぎやかでした。
それから1週間後に知り合いから別の場所でリュウキュウアカガエルの産卵があったという情報がありました。次の日にその近くの沢に行ってみたら、リュウキュウアカガエルのオスがまだ居ました。
沢のあちこちにリュウキュウアカガエルの卵のじゅうたんかと思ったら、すでに孵化した卵の殻でした。
茶色くなった卵の殻の周りには、リュウキュウアカガエルの幼生が集まっていました。
卵から少し離れたところにも幼生がいました。この場所は、だいぶ前に産卵が終わってたようです。
たまに新鮮な卵もありました。しばらくすると砂やごみが付着して表面が茶色くなります。
これから産卵なのか、すでに終わったのかは分かりませんが、抱接しているリュウキュウアカガエルがいました。
卵塊の近くにナミエガエルがいました。
今回は、リュウキュウアカガエルが非常に敏感だったため、じっくりと観察することはできませんでした。以前、ハナサキガエルの産卵する前に、産卵場にしばらく居座っている人がいて、その年のハナサキガエルの産卵行動がおかしくなってしまったことがありました。カエルを見に行き、カエルの行動に影響を与えてしまうのは不本意なので、なるべくは影響を与えないようにしないといけないと思います。大人数で行ったり、カエルの繁殖場で長居することはできるだけ避けた方がいいと思います。
アカガエルを見ながら歩いていたら近くのヘゴ(木性シダ)から物音がしたので、物音がした場所を見てみたら、ヘゴの葉の陰でホントウアカヒゲが寝ていました。
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