Windows XPからWindows 8へ移行1(データと設定の保存)2013年11月04日

 Windows XPのサポート終了が近づいてきているので、知り合いからWindows XPからWindows 8へ移行する作業を頼まれることがあります。簡単に移行する場合は、MicrosoftのWindows 転送ツール
を使ってデータと設定を保存します。まずWindows 転送ツールをダウンロードしてインストールします。そしてWindows 転送ツールを起動します。

Windows 転送ツール

 保存したデータと設定の転送方法を指定します。今回は、「外付けハードディスクまたは USB フラッシュ ドライブ」を選択しました。

新しいコンピューターへの転送方法

 次に「これは今までのコンピューターです」を選択します。


 次に移行する内容を選択します。

移行する内容を選択

次に保存を押します。パスワードを設定する必要が無い場合は、パスワードの欄は空欄のままにしておきます。

データと設定を保存

 後は、保存が終わるまでしばらく待ちます。

 Windows7用と書かれてますが、Windows8にも使えます。ただし、Windows8.1は、WindowsXPやWindows Vistaで保存したデータを移行できないようです。

Windows 8.1 転送ツールのエラー

 作業の流れは、Windows XPのデータを保存 → Windows 8でデータを復元、アプリケーションのインストール → Windows 8.1へアップグレードとするのが無難だと思われます。Windows 8.1へアップグレードすると転送ツールのレポートが消えてしまいます。

 余談ですが、Windows XPにインストールしていたWindows Liveメール2011のデータは、転送ツールではWindows Liveメール2012へうまく移行することができませんでした。Windows Liveメールからデータをエクスポートするか、Documents and Settings\ユーザー名\Application Dataの中に保存されているデータをバックアップする方が無難です。アドレス帳は、csvファイルでエクスポートした方が無難だと思われます。

補足(2013年11月7日追記)
 Windows XPに最初からインストールされているファイルと設定の転送ウィザードでは、Windows 7や8へデータと設定の移行をすることができません。

Windows XPのファイルと設定の転送ウィザード


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