壺川東公園の機関車たち ― 2014年08月10日
パイプライン沿いに軽便鉄道のレールのことが少し気になったので、那覇市の壷川東公園に展示されている軽便鉄道のレールも見に行ってきました。
公園に着いた瞬間にディーゼル機関差の前面に少し違和感がありました。連結器が前面に何故か2個ついていました。後ろ側には連結器が付いていませんでした。
公園に着いた瞬間にディーゼル機関差の前面に少し違和感がありました。連結器が前面に何故か2個ついていました。後ろ側には連結器が付いていませんでした。
探してみると、もともと使っていたものかは分かりませんが、L型(?)の金具が打ち込まれていました。ところどころしか打ち込まれていないため、レールがちゃんと固定されておらず、レールがぐらついている場所がありました(もしこの状態で運行したら脱線しそうです)。
解説には、沖縄の軽便鉄道のことが書かれていました。
隣の解説には、展示されているディーゼル機関車と蒸気機関車の下部は、南大東島でサトウキビなどの運搬に使われていたものと書かれていました。
さらに隣には、手前のレールは公園の工事中に出土したものと書かれていました。
解説を見終わった後で、ふと解説の裏にあるレールが少し気になりました。レールとレールの接続に長めのボルトが使われていました。ボルトの頭が線路に内側ではなく外側にあったので、これも少し気になりました。後、レールとレールをつなぐ金具が片側にしか使われていませんでした。もともとこんな感じで敷設されていたのかが気になります。
ディーゼル機関車の後ろに停められていた蒸気機関車の車輪を見ると、フランジの高さがあまりないので、レールから少しボルトがはみ出していても大丈夫なのかな?
蒸気機関車は、上にあったはずのボイラーや運転台がありませんでした。
動輪は2個しか付いていませんでした。何故か逆転機(?)だけ残っていました。
後、ディーゼル機関車の変速機から写真はチェーンが使われていました。右側が前の写真に、左側が後ろに車輪にチェーンが付いていました。
ディーゼル機関車の運転台です。何かいろいろと部品が足りないような気がします。部品取りされてしまったものを払い下げで展示しているのかな?
ディーゼル機関車の左側の下のレールが随分と錆びていました。このままだとレールが朽ちるのも時間の問題かもしれません。レールが土に埋もれている部分もありました。
時間が経つと朽ちて元の姿が分からなくなるものがあることを改めて実感しました。ちゃんとした場所で保存されていない古いものは、早めに見に行かないとそのうちに見れなくなる可能性があることを実感しました。
今までそのうちに写真を撮ろうと思っていた建物や景色がいつの間にかなくなっていたこともよくありました。自分の記憶もだんだんと薄れていくことがあるので、写真で残しておきたいものです。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://shimasansaku.asablo.jp/blog/2014/08/10/7411171/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。