Google Earthで作成したデータをQGISで読み込む ― 2011年10月04日
新しく作られたばかりの道路や、畑の中の農道は、地図に載ってないことがよくあります。Google Earthの空中写真は、割と更新が早いので地図に載ってない新しい道路が載っていることがあります。Google Earthには、点や線を描く機能があるので、地図に出てない道をトレースすることができます。
今回は、GPS用に作った地図に新しい道を追加したくなったので、Google Earthで作ったデータをQuantumGISに読み込ませてみました。
今回は、GPS用に作った地図に新しい道を追加したくなったので、Google Earthで作ったデータをQuantumGISに読み込ませてみました。
次に道路をトレースした線をkmlという形式で適当な場所に保存します。
次にQuantumGISを起動し、ベクターレイヤの追加を開きます。
保存したkmlファイルを読み込みます。
Google Earthで作成したデータをQuantumGISで開くことができました。
今回は、かなり適当に書いたので、線がだいぶ歪んでいますが、きれいに書くのはなかなか難しいです。実際にその道を通ってGPSで軌跡を記録すれば簡単にできるという意見があると思いますが、林道の場合は、道路のすぐ横に高い山などがあると大きくずれることが多いです。そういう林道は、GPSの軌跡をGoogle Earthに読み込ませてから、空中写真の道路と比較して修正するのがいいと思います。
余談ですが、カシミール3DもKMLファイルを読み込むがことができます。カシミール3Dにポリゴンを読み込ませるとどうなるか試してませんが、ポイントやラインデータをカシミール3Dに読み込ませて、これを編集してからGPSへ転送するという使い方もできると思います。
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