Lubuntu 16.04でエプソンのPX-045Aを使う ― 2016年12月01日
しばらくLubuntuを入れたパソコンでプリンターやスキャナーを使うことが無かったので、以前書いた方法をしばらく確認してなかったらLubuntu 16.04にアップグレードでプリンターが動かなくなったという連絡がありました。
先日、Lubuntuを入れているパソコンのハードディスクを入れ替え、Lubuntu 16.04を新規インストールしました。そのため、以前インストールしたドライバー類は入っていない状態です。
まず端末を起動し、「sudo apt-get install lsb xsltproc cups sane」と入力しEnterを押します。必要なソフトウェア類のインストールが終わったら、EpsonからPX-045Aのプリンタードライバー(epson-inkjet-printer-201204j_1.0.0-1lsb3.2_i386.debとepson-printer-utility_1.0.0-1lsb3.2_i386.deb)とスキャナードライバー(iscan-bundle-1.0.3.x86.deb.tar.gz)をダウンロードしました。
プリンタードライバーは、ダウンロードしたファイルを実行してそのままインストールしました。スタートメニュのシステムツールのプリンターを起動し、追加を押してPX-045Aを登録しました。
スキャナードライバーはiscan-bundle-1.0.3.x86.deb.tar.gzを解凍し、端末で解凍したフォルダの中へ移動、「./install.sh」と入力してEnterを押します。マニュアルに書かれている通り再起動して端末に「iscan」と入力してEnterを押したら、スキャナーが認識されませんでした。
PX-045Aのプリンターは使えるけどスキャナーが使えない状態では、ちょっと不便かもしれないので、スキャナーを使える方法を調べてみました。Lubuntuは軽量化されているので、たまに必要なプログラムの欠損で動かないことがありますが、OpenDroneMapのテスト環境のUbuntu 16.04でも同様の症状でした。もう少し調べてみたらSaneの設定が原因ということが分かりました。端末に「sudo 使い慣れたテキストエディタ名 /etc/sane.d/dll.conf」と入力してEnterを押し設定ファイルを開き、epson2を#epson2と書き換え、下の行にepkowaと追記して上書き保存しました。再起動してから再び端末からiscanを起動したらスキャナーが認識されました。
スキャナーでプレビューして取り込めることも確認できました。







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