ホシノヒカリタケ2017年05月09日

 友人と本土から来られた友人のお客さんたちと久しぶりに夜の山に行きました。日中は晴れてしまい、山原までの道中は少し風が強めでしたので、山の中は乾いていないか心配でした。山道に入ったら林床は濡れていて、サワガニ類をよく見かけました。


大ムカデ類もいつもよりよく目にするような気がしました。



 陸産貝類も活発でした。ひっくり返ったオオカサマイマイが居ました。空の形を見ると、他の陸産貝類より起き上がりにくそうですが、すぐに起き上がりました。



 両生類と爬虫類は月が明るかったり風が強かったためかいまいちでした。菌類はこの時期にしては少し少なめな気もしますが、それなりに見ることができました。ちょっと風通しが悪そうなところに生えているアカミズキからホシノヒカリタケが生えていました。

ホシノヒカリタケ

 登山口に戻った時は随分と夜遅い時間になっていました。帰りに休憩するため伊芸サービスエリアに寄った時は空が白み始めていました。


 久しぶりに時間を忘れて楽しみました。普段一緒に山に入らない人たちと入ると、いつもと違った視点や興味の対象がいい刺激になりいろいろと勉強になります。

ゴキブリの冬虫夏草2017年05月13日

 友人が先日見たゴキブリから生えていた冬虫夏草を見たいと言っていたので、昨日は再びゴキブリの冬虫夏草があったところへ行きました。行く途中で1本だけチャタマゴタケ類似菌が生えていました。8日にあったチャタマゴタケ類似菌の集団は、陸産貝類に食べられたようできれいに無くなっていました。

チャタマゴタケ

チャタマゴタケ

 目的の場所に着き、8日に見たゴキブリの冬虫夏草を確認しました。


 周囲を探したら他にもゴキブリの冬虫夏草がありました。



 近くに変形菌?がありました。


 もう一カ所別の場所に寄ったら、ツクツクボウシタケ?がありました。


 近くの木の幹でオオゲジがクモ類?を食べていました。

オオゲジ

 8日に見たホシノヒカリタケとは別の場所で少しだけホシノヒカリタケが生えているのを確認しました。スズメタケと落ち葉も光っていました。今日、梅雨入りしたようなので、爬虫類両生類やキノコが見やすくなりそうです。
 話はそれますが、ここ4年くらい見れていない光るキノコが生えていないか確認しました。しかし、幹が乾いていたためか生えていませんでした。

追記:チャタマゴタケと思われたキノコは、専門家に見てもらったらチャタマゴタケではありませんでした。そのためチャタマゴタケ類似菌と訂正しました(5/16)

ホソバタブから生える光るキノコ2017年05月15日

 5年位前に幹や枝の一部が光っていたホソバタブがありました。ここ数年間はタイミングが悪く幹や枝の一部が光っているのを見ることができていませんでした。


 昨夜は久しぶりにホソバタブの幹が光っていました。


 光っている部分を見ると、2~3mmの小さなキノコが生えていました。


 幹に点光源のような強い光が写るので、キノコが発光しているのかと思いましたが、接写したものを確認してみると、子実体の根元が光っているように見えました。


 ほかの発光キノコと比べると撮影に時間がかかりました。撮影が終わってもう少し奥を見に行こうとしたところで雨が降ってきたので車に戻りました。そのまま帰るのもしゃくだったので車でほかの場所へ移動しました。じめじめとしていてアカミズキの多い場所へ行ったらホシノヒカリタケが生えていました。


 この場所でホシノヒカリタケを初めて確認した時と比べると少なめですが、きれいに光っていました。


 ホシノヒカリタケの木の低い部分に多かったのですが、木が法面の高さ1.5m位のところから生えていたため、少し撮影しにくかったです。


 コンディションが微妙だったのか発光がちょっと暗めな感じでした。


 キノコの発光を撮るときは30秒以上シャッターを開けていることが多く、1枚撮影が終わるまでキノコの発光や暗い森の景色を眺めながら待っています。少雨傾向が続いて梅雨入りしたばかりなためか光っているものは少なめでしたが、何日間か雨が降ってくれたら林床が星空のような光景になると思います。

ホソバタブから生える光るキノコ その22017年05月24日

 大学時代の先輩がゴキブリの冬虫夏草をまた見に行こうと誘ってきたので、またゴキブリの冬虫夏草を見に行きました。行く途中で夕飯を食べるために寄ったお店で先輩がカツカレー定食を注文しました。

カツカレー定食

 夕飯を食べた後で途中で寄り道をしてからゴキブリの冬虫夏草を見に行くことになりました。先日見たホソバタブからまた小さなキノコが生えていました。


 光の点が割とありますが、キノコはあまり生えていませんでした。前回使用したマクロレンズでは倍率が足りなかったので、フィルム時代の高倍率レンズを使って撮りました。


 キノコは光らずキノコの根元が光っていることを再確認できました。


 キノコの発光を撮るためにライトを消して露光している時に近くに別の光るものがあることに気付きました。近づいて確認してみたらスズメタケが光っていました。いつもの違い柄の部分が強く光る子実体が多かったです。


 夜の山道を登っている途中で昆虫標本を作るときに使う針が20本くらい倒木に刺していあるのを見つけました。この針は目立たなくて錆びずに長らく残ってしまうので、このような場所に放置されると登山や自然観察などで来た人がこの針に気付かずに刺さって怪我をする恐れがあります。忘れ物なのかは分かりませんが、一通りのある場所にこのようなものを置きっ放しにするのはよくないと思います。


 最後に目的のゴキブリの冬虫夏草を再確認しました。子実体の先端が枝分かれしたような状態になっていました。


 前回見た時とあまり様子が変わっていないものもありました。


 もう少し経ったら全部の子実体の先端の形が変わるのか気になりました。

5/27走行会2017年05月27日

 第4日曜日の前日の走行会で撮影練習をするために沖縄カートランドへ行きました。連休明けから沖縄カートランドの改修工事のため休業していたので、久しぶりに撮影練習のような気がしました。今月は走れる日が少なかったためか、多くの常連さんが走りに来ていました。














 明日は天気が心配ですが、雨が降ったらそれなりの撮するだけです。